競馬新聞、競馬専門紙、競馬予想サイト、競馬番組、競馬Youtuber、競馬ブログなどなど、競馬予想に活かすことができる情報はさまざまです。
そんな、競馬予想に活用できるものの中でも今最も注目を集めていると言っても過言ではないのが、競馬AIです。
最新技術を活用し、日々進歩していくAI(人工知能)技術を駆使した競馬AIによる競馬予想は現在どんどん増え続けており、これからの競馬予想のスタンダードとなっていくのではないでしょうか。
この記事ではそんな競馬AIの中でも、特におすすめしたい競馬AIについてご紹介していきたいと思います。
これから競馬AIによる競馬予想を活用してみたいとお考えの方や、使える競馬AIを知りたいという方はぜひ記事をチェックしてみてください。
競馬AIによる予想が今熱い!
わざわざ競馬AIについて調べたことがあるという人でなければご存じないかも知れませんが、現時点でも既にたくさんの競馬AIが登場しています。
人工知能技術は凄まじい勢いで発展を遂げており、囲碁の「AlphaGo」将棋の「Ponanza」そしてチェスの世界王者を倒してしまった「ディープ・ブルー」という世界的にも著名な人工知能の名前をご存じの方も多いと思います。
競馬AIの中には現時点ではそこまで有名なものがあるわけではありませんが、過去には181.9%という驚くべき回収率をマークした競馬AIも存在しています。
これはドワンゴ主催の「電脳賞」と呼ばれる競馬予想プログラミング競技会で「ニコちゃんAI競馬」という競馬AIが記録したもの。
競馬AIではロジックも重要ですが、ニコちゃんAI競馬では的中させることではなく、倍率が高くなるレースを選ぶということを前提に組んだのだとか。
このように、同じ競馬AIでもそのロジックや重視するポイントなどは開発者によって異なります。競馬AIを選ぶときには、どのような部分を重視した競馬AIなのかや、自分に合うか、わかりやすいかなどを考えながら選ぶといいでしょう。
競馬AIを馬券予想に活かす!3つのおすすめ人工知能を紹介
それでは、ここからは数ある競馬AIの中でも特におすすめしたい人工知能を厳選してご紹介していきたいと思います。
これから競馬AIを活用しようとお考えの方は是非参考にしてみてください。
1、SIVA
競馬の勝ち馬予測を行うのがSIVAです。過去15年の競馬の数万件という膨大な量のレースデータを活用し、予想を行っています。
チャットボットを採用しているため、「レース結果を教えて」などと入力して送信することで、予想結果をリアルタイムで教えてもらうことができるなど現代らしい便利な使い方が可能であるのもSIVAの魅力。
単勝の的中率は50%、回収率は130%をマークすることもある実力派の競馬AIです。
そもそも、開発の株式会社GAUSSの代表である宇都宮綱紀の父が競馬ファンだったことから作られることとなったSIVAですが、現在では多くの競馬ファンに活用されています。
レース展開予想のためにSIVAが学習しているデータは多岐にわたり、レースに出走する競走馬についてだけでなく、競走馬の血統やジョッキー、過去に出走したレースの勝利数、芝かダートかなどさまざま。
JRAが提供しているデータの他にも、インターネット上のデータを収集することもあるということで、他の競馬AIとは一線を画す競馬AIだと言えるのではないでしょうか。
競馬AIで重要なのが核となる機械学習ですが、SIVAはニューラルネットワークの中でも、最も新しいアルゴリズムを使っているのが特徴です。
人間の脳の思考の再現を高精度で行うという数式で、予想するまでの思考のプロセスが人間と同じという優れた競馬AIです。
しかも、人間の場合は思考プロセスの中に「主観」がどうしても入ってきてしまいますが、AIであるSIVAには感情はありません。
競馬に限らずギャンブルは感情に振り回されてしまい冷静な判断ができなくなってしまうことも少なくありませんが、AIは感情に左右されず、どこまでも冷静にデータに基づいた客観的な判断を下すことが可能です。
SIVAは競馬AIの強みを存分に活かしたAIだと言えます。
感情がなくなってしまうと競馬の楽しみが減ってしまう…そんな風に考える方もいらっしゃるかもしれませんが、SIVAが予想した内容を参考にして自分の予想に組み込むなど、使い方次第では楽しみながら予想を行っていくことができるのではないでしょうか。
2、ニッカンAI予想
ニッカンAI予想はSIVAを開発した株式会社GAUSSと日刊スポーツが共同開発して生まれたオリジナルの競馬AIのことです。
日刊スポーツと言えば、競馬ファンのみならずスポーツファンなど、多くの人に知られる有名企業です。
ニッカンAI予想の大きな特徴が、日刊スポーツがこれまで蓄積してきた競馬のデータを活用しているということ。数百ものファクターを過去の詳細なデータから学習させた競馬AIが最適な買い目を見つけ、公開します。
日刊スポーツのデータを参考にしているニッカンAI予想では他の競馬AIでは得られないオリジナルの予想をチェックできるのが魅力です。
すでに他の競馬AIを利用してみたものの、思うような成果を得られなかったという方やイマイチぱっとしなかったという方はニッカンAI予想を使ってみるといいかもしれません。
3、競馬予想AIゆま牧場
ユニークなネーミングの「競馬予想AIゆま牧場」はAIでの競馬予想を行っているサイトのことで、Twitterもやっており、多くのフォロワーがいます。
活動を開始したのは2017年12月ですが、開始から1ヶ月にして地方競馬月間回収率145%を記録。
最初は地方競馬でしたがその後から中央競馬、ばんえい競馬にも興味を持ち、予想提供を行うようになります。
2019年2月には7か月連続でのプラス収支を達成、2019年7月はサイトへのアクセスが100万件を突破するなど、着実に人気と実績を伸ばしてきています。
2020年2月には競馬王で特集されるなど、如何に注目度が高い競馬AIであるかということがわかりますよね。
本日の結果
大井10R ◎○△ (1,3,5)
大井11R ○◎▲ (2,1,3)
大井12R ○◎▲ (2,1,3)
名古10R ◎-- (1,9,6)
名古11R ☆◎△ (6,2,5)
名古12R ◎-○ (1,6,3)
()内は人気— 競馬AIゆま(回収率117.3%(通算24787レース)) (@yuma_first) June 24, 2020
Twitterでは上記のようにレース結果と予想についても紹介してくれるので、Twitterをフォローするとより便利に活用することができるのではないでしょうか。
レース出走前にTwitterで予想を提供してくれているので不正が行われていないということが明らかにわかりますし、手軽に競馬AIを利用したいという方にもおすすめできます。
公式サイトを見ると予想の精度の実績なども掲載されているため、チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
競馬AIによる予想情報の提供は増加しており、人気も高まっています。
高い回収率や的中率をマークしている競馬AIも多く存在していますので、競馬AIが気になっている方は是非今回ご紹介させていただいた競馬AIを活用してみてはいかがでしょうか。